高校生が作った和牛を食べてみた
先日レポートした「和牛甲子園」で上場された、富山県立中央農業高校の学生さんが作った和牛肉を食べるチャンスに恵まれた。このお肉はインタビューにもご協力くださった吉澤畜産さんが仕入れたもので、吉澤社長と営業の方2名、さらに弊ラボのCBOであり、著書「肉バカ。」でもおなじみのBMS12という肉の目利きの面々と一緒に、浜松町の「焼肉くにもと本店」にて堪能させていただいた。
戴いたのは別格コースで、高校生和牛はその中の「芯々」「いちぼ」「らんぼそ」「ヒレ」、そして「ハネシタ」と「サーロイン」はなんと田村牛という、高校牛児とメジャーリーガーの夢の共演だ。ここでは食味に関する詳細はあえて記さないが、高校生和牛も田村牛を相手に堂々とした戦いを繰り広げたことはお伝えしたい。一言添えるとすれば、高校生らしく真っ直ぐで、みずみずしい味わいだった。
さらに幸運なことに、吉澤社長から肩ロースを分けていただき、自宅でしゃぶしゃぶでいただいた。食べ方のせいもあるとは思うが、見事にサシの入った肩ロースだが、脂のしつこさはまったくなく、ペロリと平らげてしまった。
肉に関する詳細は以下の通り。
素牛:自家産
血統:茂勝栄ー福栄ー安茂勝
生後月齢:38ヶ月
個体識別番号:13769−63333
こんな凄い和牛を作れる高校生たちが、夢と希望を持って畜産の道に進めるような社会を作ってあげたいとしみじみ考えた。
ご馳走様でした!